11月 自由語会 ご案内
日 時 11月 28日 水曜日 18:30~
場 所 21世紀倶楽部 会議室 L
講 師 安達禎男氏 (菅原眼科医院 院長)
テーマ 「旅の話あれこれ」
会 費 3,000円
航空自衛隊の方々との交流会です
お食事とお飲み物を用意しています。
日 時 11月 28日 水曜日 18:30~
場 所 21世紀倶楽部 会議室 L
講 師 安達禎男氏 (菅原眼科医院 院長)
テーマ 「旅の話あれこれ」
会 費 3,000円
航空自衛隊の方々との交流会です
お食事とお飲み物を用意しています。
【講演概要】
東海地震は、プレート境界に起こりやすい海溝型が想定され、東日本大震災と同じ原理と考えられている。しかし、東日本では震源域がすべて海域で、陸域での揺れはさほど大きくなかったのに対して、想定東海地震では津波の心配と同時に、阪神淡路大震災のような、陸域での大きな揺れ(震度7~6の直下型)も同時に起こる心配がある。そこで県では、平成13年に作成した被害想定数値をさらに半減させようと、アクションプログラムを作成して、対策に取り組んでいる。
県の地震対策は、 昭和51年の地震予知連絡会総会で、地震学者である石橋克彦神戸大学名誉教授が東海地震への警告を発表したのをきっかけに、当時の山本敬三郎県知事が県民の命を守るべく、昭和54年から対策をスタートさせた。以来30年以上が経った現在、地震対策に掛けたお金は二兆円。防潮堤などハード整備は、全国でも先進的な取り組みをしている。学校校舎の耐震整備も進み、公立学校は平成27年度までに100%にしようと計画を進めている。
しかし、公共の対策だけでなく、何よりも重要なのは「自らの命は自ら守る」という県民一人一人の意識。静岡県内では、組織率ほぼ100%の自主防災組織が大きな力であり、地震対策への県民意識が非常に高いことが自慢。今後ますます高齢化が進み、道路や橋梁、新幹線等、インフラの老朽化 対策が重要になっていく中、地域の人たちの意識は大きな戦力となる。そのため、企業や学校内において、防災リーダーとなる人材を一人でも多く育成していきたいと考えている。
また、各家庭での防災大使雲基本。県危機管理局職員が考案した「家庭内DIG」は、災害時の対応策を考えるベースとなるので、積極的に活用してほしい。耐震性の家に住み、3日以上の水と食料、煮炊き用の携帯ガスコンロや、冬場の寒さしのぎに石油ストーブを確保するなど、最低一週間は自分たちで生き延びるために必要なことを、日ごろからしっかりと、各家庭で相談し、意識を高めて頂き、地域の防災訓練にも、積極的に参加して頂きたい。
同番組は21世紀倶楽部が協力して毎週、放送しています。会員も出演することがありますが、今回は浜松市出身の県弁護士会会長、渥美利之さんをゲストにお招きしました。
9月30日(日)午後6時15分から15分間、放送された内容を要約して紹介します。
【弁護士業務通し人間の深さ学ぶ】
学生時代は検事が性に合うと思っていて、あこがれも感じていました。しかし、検事になると全国を転勤しなければいけません。長男で実家には両親しかいませんでした。親は好きな道に進んだら、と言ってくれましたが、最終的には弁護士を選択しました。
弁護士バッジはひまわりと天秤をかたどっています。ひまわりは自由と正義、天秤は公正と平等を象徴しています。検事、判事にもそれぞれに即したデザインのバッジがあります。
弁護士という職業は仕事を自分で選ぶことが出来ます。しかし、交通事故や酒のトラブルなど、ちょっと失敗したからと依頼されると断りづらいこともあります。頼られれば頼られるほど、一生懸命やってあげなければ、と思います。
テレビの「水戸黄門」の世界では勧善懲悪、いい人と悪い人がはっきりしています。現実には人は、良いことをしながら、悪いこともちょっとしていたりします。仕事を通して、そうした「人間」が垣間見えて、人間の深さを自分なりに勉強させてもらっている、と感じます。
独自の分野や技術、発想で躍進している企業のトップをお迎えし、お話を伺います。今回は、「地域社会・住民が誇る企業」をテーマに、企業の地域貢献、地域と共に歩む企業の取り組みや、在り方など、法政大学大学院の坂本光司教授他との対談形式で、その経営理念などを詳しくお話いただきます。経営者をはじめ起業を目指す方、若いビジネスマンやOL、管理職そして、これから就職を目指す方など幅広い皆様を対象に、ビジネスヒントや意欲を更に引き出していただくことを目的としています。
第1回 12/20(木) 南富士株式会社 代表取締役社長 杉山 定久(三島市)
聞き手:坂本 光司(法政大学大学院政策創造研究科教授、
同大学院静岡サテライトキャンパス長)
第2回2013年1/22(火) 株式会社菓匠Shimizu 代表取締役社長 清水 慎一(長野県)
聞き手:坂本 光司(法政大学大学院政策創造研究科教授、
同大学院静岡サテライトキャンパス長)
第3回2/12(火) メーカーズシャツ鎌倉株式会社取締役会長 貞末 良雄(神奈川県)
聞き手:西浦 道明(法政大学大学院客員教授、アタックスグループ代表パートナー)
10月例会は、静岡県地震防災センター所長の小林佐登志氏をお迎えして開催しす。
先日、南海トラフ巨大地震の被害想定が公表され、長い海岸線を持つ遠州地域も早急な対応に迫られています。そこで、長年にわたり、県の防災対策のトップを務めてこられました小林様に、津波など具体的な対応策を解説していただきます。多くの会員の皆さまのご出席を期待しています。
日 時 10月19日 (金) 18:00~ セミナー
19:00~ 懇親会
会 場 21世紀倶楽部 サロン & 会議室
講 師 静岡県地震防災センター所長
小林 佐登志(こばやし・さとし)氏
テーマ 「静岡県における想定東海地震対策」
講師略歴
浜松市(旧浜北市)出身。昭和50年、静岡県庁入庁。生活文化部企画広報室長、企画部研究政策室長、御前崎市助役などを経て、総務部防災局長に就任。平成24年3月、危機管理監兼危機管理部長を最後に退職。通産6年間、県行政の危機管理のトップを務めた。退職後も地震防災センター所長として再任用され、県民に防災活動を啓発する旗振り役として活躍している。
日 時 10月25日 木曜日 18:30~
会 場 プレスタワー 15階 21世紀倶楽部内 L会議室
講 師 航空自衛隊 救難隊長 米山 浩 二等空佐
テーマ 「救難隊の活動について」
会 費 お一人様 3,000円
航空自衛隊 浜松基地の方々との交流会です
お食事とお飲み物をご用意しています
【講演概要】
まずは地震と津波対策について。8月末、内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会が「南海トラフの巨大地震に関する津浪高、浸水域、被害想定」を発表した。それは、浜松市内7区全域が最大震度マグニチュード7、津波高は南区で最大16mと想定された。これは、浜松市が対策をしていた第三次被害想定の3倍の数値である。
浜松市の津波対策の基本は、「知らせる、逃げる、防ぐ」の3つ。市域全体をカバーした防災行政無線やFM放送、携帯電話等も利用し、いち早く市民に知らせる。そして津浪が到着すると想定される20分以内に、浸水域以上の場所へ避難するため、ビルや施設、タワー、マウンドなどの避難場所を確保している。また、現在、㈱一条工務店さんの寄付金を活用し、浜松市沿岸域約17.5㎞という、暫定を上回る防潮堤整備を進めることが、県、市、一条工務店の三者で合意となり、先日、中田島で鍬入れ式が行われた。防波堤完成までには、まだまだ積み上げるべき課題はあるが、関係者が協力し合い、なるべく早く実現させていきたい。そして、さらに市内の地域ごとに、きめ細かな把握をし、津波によって亡くなる方を限りなくゼロにしたいという考えで対策を進めていく。
次に、浜松市と静岡市のデータ比較を紹介する。そこから見えてきた浜松の課題は、まさに日本が抱える課題といえる。ポイントは、市外からどのように人を流入させ、人口増加に繋げるか。それには、働く場や都市の魅力をアップさせることが大切だ。リーマンショック以降、経済情勢が低迷しているとはいえ、浜松の一次・二次産業は、まだまだのびしろがあり、六次産業化の取組みも期待されている。従来の産業分野のみならず、医療、介護、健康、健康長寿に繋がる新しい研究・サービス産業を育てることが重要だ。住みよい町、子供を育てやすい町、そんな文化力を創るために、市ができることを行い、「市民協働で築く『未来へかがやく創造都市・浜松』」の実現を目指していきたいと考えている。
11月例会 ご案内
静岡新聞社・静岡放送 21世紀倶楽部
11月例会
セミナー&懇親会のご案内
秋冷の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、11月例会は、JR東海(東海旅客鉄道株式会社)浜松工場の佐川昇工場長をゲストにお招きします。今月、100周年を迎える浜松工場は、明治時代、旧鉄道院への地元の熱心な誘致活動によって設立され、ものづくりのまち・浜松の発展に大きく寄与しました。現在は、新幹線の整備に邁進し、JR東海の主要施設の一つになっています。佐川氏には浜松工場の歴史と現在、さらに将来の姿までを語っていただく予定です。多くの会員の皆さまのご来場をお待ちしています。
日 時 11月21日 (水) 18:00~ セミナー
19:00~ 懇親会
会 場 21世紀倶楽部 サロン & 会議室
講 師 JR東海浜松工場長
佐川 昇(さがわ・のぼる)氏
テーマ 「浜松工場の100年の歩み」
講師 略歴
昭和30年生まれ。名古屋大学大学院(航空学科専攻)
修了。56年に旧国鉄入社。JR東海移行後、平成18年
に営業本部担当部長。その後、三重支店長を経て、今
年7月から浜松工場長を務める。趣味はテニス。