誠に勝手ながら
8月9日(土)から8月17日(日)にかけて
夏季の長期休業とさせていただきます。
休業期間中の会場ご予約等のご用件は、
Eメール 21c-club@shizuokaonline.com
までお知らせください。
休み明けの18日(月)以降ご返事いたします。
21世紀倶楽部
誠に勝手ながら
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夏季の長期休業とさせていただきます。
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21世紀倶楽部
市政報告「元気なまち・浜松へ」
講師 浜松市長 中野祐介氏 【講演概要】
今年2025年は昭和100年、戦後80年。浜松市にとっても12市町村の合併から20周年という節目の年。2007年には政令指定都市になった。現在の浜松市の最大の課題は人口の減少。浜松は魅力あふれるまちで、人口の減少は本来あるべき姿ではない。その理由の一つは、子どもが生まれないこと。2023年の出生数は4,561人で10年前より約3割減少。婚姻数も10年前は4,000組以上だったが、2023年には2,928組でやはり3割減少。婚姻数の減少が出生数減少の大きな要因だと思う。もう一つの理由は、市域外とりわけ東京圏への人の流出。東京圏への社会移動をグラフ化すると、15歳から29歳の世代は圧倒的に転出超過になっている。人口減を食い止め、成長するまちに変えるためには、この二つを中心に対策しなくてはいけない。ワークライフバランスを実現できる安定した仕事、社会全体で支える子育て、安心安全に暮らせる魅力あふれるまち。そのような「まち・ひと・しごとの創生」を進めることが「元気なまち・浜松」を作る唯一の方法である。
今年は浜松市の新しい10ヵ年計画、総合計画基本計画が始動。「ウェルビーイング」という視点を取り入れ、まちづくりの基本理念のもと、分野横断的に施策を実施するという計画で、当初予算、一般会計4,160億円規模という過去最大の予算を計上した。基本計画分野として、産業経済、こども・教育、安全・安心・快適、環境・くらし、健康・福祉、文化・スポーツ、地方自治の7つに分けて施策を取りまとめている。
産業経済の分野では、海外展開事業化可能性調査費助成事業をスタート。そして浜松・インド経済交流推進事業。インド工科大学ハイデラバード校(IITH)と連携し、秋にはリクルート活動に行く。農林水産業については、他産業との連携による付加価値向上の取り組みを支援、天竜美林のカーボンクレジット創出モデル事業、漁獲が減っている浜名湖アサリの総合対策事業。こども・子育てでは、ワンストップで支えられる仕組みづくり。浜松市は「こどもまんなか応援サポーター」宣言をしている。こどもの権利擁護環境整備、放課後児童会の拡充、デジタルを活用した不登校支援を進めていきたい。
安全・安心については、遠州鉄道(株)と公共交通維持についての研究、盛土の対策、浜松環状線の4車線化、水道管路・施設の耐震化などを計画的に実施。文化・スポーツについては、西図書館が一条スマートタウンに移転し、多様なニーズに対応した図書館としてオープン。30年を経過したアクトシティは順次改修。大ホールは次の浜松国際ピアノコンクール後に休館に入り、音楽の都にふさわしいホールとしてリニューアルする予定。スポーツについても、浜松アリーナをリニューアルする。
浜松は全国でもまれな県庁所在地ではない政令指定都市。浜松の皆さんが一丸となって「やらまいか」の精神で、再び元気な浜松を作ろう!と盛り上げていただければと思っている。
7月の例会は、去年12月現役選手を引退したジュビロ磐田CROの
山田大記氏を講師にお迎えし、お互いの人権と尊厳を尊重し合いなが
ら生きてゆく社会「インクルーシブ社会」を実現する活動についてと、
ジュビロ磐田でキャプテンを務めた経験から学んだリーダシップ
についての2つのテーマでご講演いただきます。
日時は7月24日(木)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
8月の例会は、東海大学と静岡県立大学の客員教授で日本地震予知学
会会長の長尾年恭氏を講師にお迎えし、「防災の日を前に・南海トラ
フ地震と富士山噴火を考える」をテーマにご講演いただきます。
南海トラフ地震についての最新情報と富士山噴火との関連性などに
ついての内容となります。
日時は8月27日(水)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
21世紀倶楽部2025年8月例会&9月例会のお知らせ
8月の例会は、東海大学と静岡県立大学の客員教授で日本地震予知学
会会長の長尾年恭氏を講師にお迎えし、「防災の日を前に・南海トラ
フ地震と富士山噴火を考える」をテーマにご講演いただきます。
南海トラフ地震についての最新情報と富士山噴火との関連性などに
ついての内容となります。
日時は8月27日(水)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
9月の例会は、元静岡理工科大学教授で、藤枝市の羽佐間研究所所長
の増田和三氏を講師にお迎えし、「静岡での宇宙・航空産業のポテン
シャルについて」(仮題)をテーマにご講演いただきます。
特に浜松地域は無人航空機開発の分野で実績を持つ企業もあり、無人
航空機の今後を展望するうえで興味深い内容となります。
日時は9月24日(水)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。