日時:2017年1月31日 12:34 投稿者:pt21c

自由語会では交互に務める講師のお話を中心に会食しながら、自由に語り合います。

関心を持たれる方の多くのご参加をお待ち申し上げます。

日時     2月8日(水)  18:30~

会場     21世紀倶楽部 15階 L会議室

講師     大和染工㈱ 監査役

        鈴木 淑介(すずき・としすけ)氏

演題     「ビクトリアの滝から南アフリカへ」   

参加費    2,000円

◇過去の講演実績◇

昨年11月は、株式会社アイ・エム・アイの中野 眞様に

「三遠南信地域の互産互消」についてご講演いただきました。

平成29年1月は、航空自衛隊浜松基地衛生班長2等空佐徳田 嘉考様に

「航空自衛隊の衛生組織について~後編~」をご講演いただきました。

日時:2017年1月31日 12:29 投稿者:pt21c

2月例会はセミナー講師に、劇団たんぽぽ代表の上保節子様をお招きし、

「劇団たんぽぽ創立70周年に思うこと」をテーマに講演していただきます。

"子どもたちに夢と希望を"という願いを込めて創立された劇団は

4万2千回の公演を重ね、70週年を迎えるにあたり、

「いのち」をテーマとしての作品作りに取り組んでいます。

その思いを多いに語っていただきます。

会員の皆様には、多数参加いただけますようお願い申し上げます。

日 時   2月21日(火) 18:00~ セミナー 19:00~ 懇親会

会 場   プレスタワー17階 静岡新聞ホール

講 師   劇団たんぽぽ 代表

          上保 節子(かみほ・せつこ)氏

テーマ   「劇団たんぽぽ創立70周年に思うこと」

◇講師 経歴◇

昭和19年生まれ。静岡県榛原郡中川根町の出身。

昭和40年「劇団たんぽぽ」へ入団し、役者として活動。

平成元年事務局長に就任し、平成4年「静岡県文化

使節団」として、中国浙江省児童劇団と合同公演。

平成17年劇団代表に就任し、平成20年には「O夫人

児童青少年演劇賞」を受賞し、現在に至る。

日時:2017年1月31日 12:19 投稿者:pt21c

演題:最近の金融経済情勢~2017年の展望~

講師:小髙 新吾氏 日本銀行静岡支店長

【講演概要】

わが国の金融政策は、デフレ悪循環の抜本的転換を目指し、

「量的・質的金融緩和政策」を導入。

原油価格の下落や消費税率引き上げ後の需要の弱さなどから、

2%の物価安定目標はまだ達成できていないが、同政策導入以降の3年間で、

わが国の経済・物価、金融情勢は大きく改善し、もはやデフレではなくなった。

またマイナス金利の導入は、国債買い入れとの組み合わせによって、

長短金利の大幅な押し下げにつながったが、

これは金融機関収益を圧縮する形で生じたものであったほか、長期金利や超長期金利

の過度な低下は、保険や年金などの運用利回りを低下させるほか、

企業における退職給付債務の増加などにもつながるため、マインド面等を通じて

経済活動に悪影響を及ぼす可能性も生じていた。そこで昨年秋から、新たな金融緩和の

枠組みである「長短金利繰作付き量的・質的金融緩和」を導入した。

日本銀行は、2%の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現するために、

今後とも最大限の努力を続けていく。こうした中、現在の日本経済は所得環境や

輸出環境もそれほど悪くない。財輸出が伸び悩んでいても、

サービス輸出(知的財産権使用料、日本の特許利用料、インバウンドなど)が

増えているのが特長で、まだまだ伸びる余地がある。

今夜就任するトランプ大統領の発言で、今後一喜一憂せざるを得ない状況を

危惧しながらも、現状まずまずと判断している。

県内に視点を移すと、製造業の空洞化、雇用者所得の低迷から個人消費が伸び悩み、

今後、経済が持続的な成長をするためには、

労働生産性(時間当たりどれくらい稼げるか)を上げて経済成長を

実現することが必須となる。とはいえ、業況判断はかなり改善が見られる。

特に食品製造や旅行・ホテルなどが好調。まだ一般的な実感は無いかもしれないが、

設備投資も戻ってきたため、大きなマイナスが無い限り、静岡県は緩やかに回復するとみている。

もともと静岡県はものづくりの素養が高く、

今年は特に「直虎」のブランド力を活かしたマーケティング、販路拡大、

生産性向上が見込まれる。こうした流れと共に、特に必要な投資、研究開発、

人的投資を高めることにも力を入れていくべきだろう。

技術の進歩は、ともすると「ロボットが人の力を奪うのではないか」と

負の面を捉えられがち。しかし長い目で見れば人類経済の繁栄をもたらし、

所得や購買力を増やして新しい財や需要を作り、次なる産業育成にも繋がっていく。

フォトンバレー(光・電子技術関連産業集積)やストーリーある観光ネットワークなど、

県も産業環境整備に力を入れている。日本銀行も微力ながら力を尽くしていくので、

さまざまな分野の方々と一緒にオール静岡で取り組み、

今年も良い年にしていきたいと考えている。

【PR】2015年11月末リニューアルした日本銀行金融研究所貨幣博物館にもご来館を!

入場無料、月曜休館(※祝日開館)JR東京駅日本橋口から徒歩8分日本銀行分館内。

日時:2017年1月31日 12:12 投稿者:pt21c

この番組は21世紀倶楽部が協力して毎週放送しています。

今回は花の舞酒造㈱名誉杜氏、

静岡県杜氏組合会長土田 一仁(つちだ・かずひと)氏をゲストにお招きしました。

氏のモットーは『技術は原料を越えられない』、

趣味はダイビング、出身地は北海道です。

平成28年11月20日(日)午後6時15分から放送された内容の要約を紹介します。

【良質な県内産米にこだわる】

33歳で杜氏になり、若手も育ってきたことから今年57歳で名誉杜氏になりました。         

弊社はすべて静岡県産米を使っています。

杜氏の仕事の一つに良質な米を蔵に入れることです。

原料の米にたんぱく成分が多いと、酒が綺麗に仕上がりません。

農家に作ってもらう米は窒素肥料を抑えてもらいます。

収穫量が減る分は補てんしています。

農家との密なコミュニケーションは欠かせません。

仕込みで気を使うことは精米時に熱、ストレスをかけないこと、

しっかり米を洗うこと、それに給水です。

水を吸いすぎたり少なすぎたりするといいものはできません。

外硬内軟になれば麹を作っても、仕込んでも、綺麗なまるい酒ができます。

静岡県の酒は静岡県で開発された酵母を使うので、派手さはありませんが、

飲みやすく、飲み飽きない、しかも酔い覚めがさわやかです。

静岡タイプの酒は評価が高く、他県でも真似されています。

3年前に酒蔵を建て替え、見学者を積極的に受け入れています。


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