5月自由語会 ご案内
講師 宮川芳宏2佐(航空自衛隊 衛生隊長)
「松島災害派遣見聞記」
3月11日に発生した東日本大震災のその後・・・
興味深いお話が伺えそうです。
5月25日 水曜日 18:30~ 21世紀倶楽部 会議室
参加費3,000円 食事、飲み物付
5月自由語会 ご案内
講師 宮川芳宏2佐(航空自衛隊 衛生隊長)
「松島災害派遣見聞記」
3月11日に発生した東日本大震災のその後・・・
興味深いお話が伺えそうです。
5月25日 水曜日 18:30~ 21世紀倶楽部 会議室
参加費3,000円 食事、飲み物付
20 11 年4月21日 月21日 (水)
「地球の生命(いのち)の教室 」
『ありがとうジェイソン~生きるという意味を教えてくれた最後の瞬間(じかん)~』
講師:高木貴世 氏 (浜松市動物園獣医 )
【講演概要】
浜松市動物園では昨年 9月から、飼育員が撮影した動物達の映像を通して、多くの方に生命の大切さを知ってもらおうと「地球の生命(いのち)の教室」を行っている。今回は、昨年 2月 8日に生涯を閉じた ホッキョクグマのジェイソン(オス)の死を通し 制作した映像を 披露する 。 現在 、温暖化の影響を受け、急速に絶滅危険性が高まっているホッキョクグマ。野生では 10㎞先の獲物臭いも嗅ぎ分け、マイナス40 度の気温中で生活するため、体は 10 ㎝の脂肪で覆われ、 毛は 光を吸収しやすくるため黒く、また毛の中は 温めた空気を逃さ ないようストロー状の空洞になっている。浜松市動物園ではジェイソン(オス)とバフィン(メス)の2頭のホッキョクグマ を飼育してい た。大変仲の良い2頭で、何度か妊娠したが出産には至らなかった。そして 昨年2月、ジェイソンが腎不全を患い死んでしまった。後日 、飼育員がホームペジに掲載した言葉を紹介する。 「最後には必死に立ち上がろうとしても体に力が入らなくて何度も倒れこんでいた姿。何を見ていたのか、うつろになって徐々に輝きを失っていったあの瞳。ただ見守るだけであった私。ほんとうに動けなくなるまで必死に生きようとする(弱さを見せない)野生動物の我慢強さ、物言わぬ彼の訴え、苦しみを理解できなかった悔しさが残ている今現在です(浜松市動物園情報サイトより)」。今日こちらにジェイソンの毛皮を持ってきた。美しい毛並だが 、生きている 動物に感じられる温かなぬくもりはない。これが 、「 命が亡くなる 」「死ぬ」ということ。現在国内のホッキョクグマ飼育状況は、この10 年間で 61 頭から45 頭まで激減し、新たに誕生しのは 5頭だけ。そこで昨年「ホッキョクグマ繁殖プロジェト共同声明」が出され 、全国の動物園同士の協力体制ができあがった。妊娠経験のあるバフィンは、2011 年の繁殖プロジェクトに選ばれた 5頭の 中1頭となり、現在 、大阪にある天王寺動物園にお嫁入り中。無事出産すれば、子どもを連れて浜松に帰ってくることも期待される 。 約 36 億年前にこの地球上に命が誕生した起源から今日まで、 人間を含め 多くの生命が受け継がれている。生きているということは、命をつないでいくということ。その使命を動物園は果たしていたいきと考えている 。バフィンの留守中は、北海道の「おびひろ動物園」からやってきたキロル(オス)が皆様をお迎えする。ぜひ浜松市動物園に来園頂き、 動物たちを通して生命を身近に感じてほしい。
講師の高木貴世 獣医師
セミナーの様子
ジェイソンの毛皮
5月 めいえん浜松囲碁教室 開催予定
9日 16日 23日 30日
毎週月曜日(祝日はお休み) 16:30~20:30
※ 受講料が必要です 1,000円
4月 開催予定
4日 11日 18日 25日
毎週月曜日
16:30~20:30
プレスタワー 2階 SBS会議室
※受講料が必要です。 1,000円 ご確認ください。
【講演 概要 】
29 歳のとき代議士に初当選させて頂き、去年79 歳の誕生日が過ぎた。49 年9カ月の
代議士生活を顧みて、私がいま強く思うのは「我よりいにしえをなす」。これからの日
本が、どうしたらもっと大きく、力強く、さらにいい世の中になるかは、人任せでなく、
自分自身が身の周りの何をしたら世の中が明るくきれいになるかを考えていくこと。そ
れが我々全員の責任であると思う。最近「政治とカネ 海部俊樹回顧録」という本を出
版させて頂いたが、小沢一郎氏の問題をはじめ、古くからの政治と金の分かりにくい関
わりは、少しずつ変えていかなくてはならない、その責任が自分にあると決心を固めて
いる。
これまで労働政務次官や文部大臣などを経験し、多くの方と対応してきて思うのは、
いい国作りを目指すために大事な基本は教育だと感じる。それは難しい学術だけでな
く、祖先に手を合わせる習慣、有難うと感謝する習慣など、それぞれの日常で親が子に
語り伝えていく中に、本当の教育があるのではないか。今日から皆さん一人ひとりが、よ
くないことは繰り返さない、素直に感謝する、そんな小さなさざなみの行動がやがて大
きな成果になっていくだろう。
現在の政治を見ると、小選挙区制に変えても派閥が無くならなかったことは誠に残
念。しかし中選挙区制ではまた金が幅を利かせてしまう。しっかりと政策で争える小選
挙区制を目指すべき。また最近気になるのは菅さんの「最小不幸社会」という発言。不
幸を連発されて国民が朗らかになれるはずがない。50年前の伊勢湾台風の際には私の
郷里の家も水没し、地域の産業は大きく落ち込んだ。しかしそんな時も夢と希望の話を
して乗り越えた。今こそ大きな影響力を持つ菅さんが、前向きな表情で国民の前に登場
してくれたら、きっと世の中も変わるはず。我々政治家の役目は、最大多数の最大幸福
を考えるのが役目なのだ。
4月例会講師は浜松市動物園の獣医師高木貴世氏をお迎えします。
飼育員の方や高木獣医師自らが作成したシナリオや映像で動物の生と死から生命の大切さ、などお話していただきます。
会員の皆さまにご出席いただきますようお願いします。
『ありがとうジェイソン~生きるという意味を教えてくれた最後の瞬間(じかん)~』
講師 略歴
浜松市立高校卒業
麻布大学獣医学部獣医学科卒業
浜松市食肉検査所勤務を経て
平成20年4月から動物園勤務
園内動物の治療や日本では浜松市動物園でしか見ることのできないゴールデンライオンタマリンの国際血統管理やいのちの教育事業を担当
3月の自由語会で予定していた 三遠南信のお話です!!
5月例会ご案内
5月例会の講師は、光産業創成大学院大学の瀧口義浩教授をお迎えします。浜松ホトニクスの社員として行ってきた宇宙ステーションにおける材料開発実験や光産業創成大学院大学にて行っている浜松産の小型衛星開発に関してお話を伺います。会員の皆さまにご出席いただきますようお願いします。
日 時 5月20日 (金) 18:00~ セミナー 19:00~ 懇親会
会 場 21世紀倶楽部 サロン & 会議室
講 師 光創成大学院大学 教授 瀧口 義浩(たきぐち・よしひろ)氏
テ ー マ 「ちょっと宇宙で商売してみるか!」
講師 略歴
1982年 名古屋大学工学研究科原子核工学専攻修了
同 年 浜松ホトニクス株式会社(浜松テレビ株式会社)入社
1994年 ニューヨーク市立大学に出向 研究アシスタントとして学生指導、電子工学Ph.Dを取得 浜松ホトニクス株式会社に帰任後、 科学技術振興機構(JST)の創造科学事業「山本量子ゆらぎ」プロジェクト にてグループリーダー・技術参事、(独)物質・材料研究機構 「分子ハーモニック」プロジェクト研究員などを兼務 光産業創成大学院大学にて教員
◇ 現職 光産業創成大学院大学 光情報・システム分野教授
浜松ホトニクス株式会社 中央研究所 主任部員
株式会社TAKシステムイニシアティブ 代表取締役