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イベント関連:月例セミナー

日時:2019年9月 5日 14:44 投稿者:pt21c

講師:株式会社あしたのチーム代表取締役 髙橋 恭介 氏

講題:人事評価制度による働き方改革推進の最前線
  ~生産性向上のカギ従業員エンゲージメントとは~

【講演概要】
株式会社あしたのチームは、報酬連動型人材育成プログラムによって、
中小・ベンチャー企業の社員と組織に力を与える会社として2008年に設立した。
ビッグデータを元にしたAIを使い、人事評価サービスを「見える化」することで、
企業の業績向上だけでなく好循環サイクルを生み出すチーム作りを実現させている。
現在、最低賃金の引き上げや後継者不足、社会保険料の負担増など
中小企業の負担はますます大きくなっている。こうした厳しい状況下で企業の
生産性を向上させていくには「従業員エンゲージメント」を高めることが重要だ。
エンゲージメン トとは「社員一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、
自発的に自分の力を発揮する貢献意欲」を言う。実際、エンゲージメントが
高水準の企業は低い企業に比べて1年後の営業利益率の伸びが3倍という
効果が示されている。ところが2017年米ギャラップ社の調査によると、
日本におけるエンゲージメントスコアは、残念ながら 世界最下位レベルを示している。
従業員満足度アップのため、福利厚生や労働環境、待遇の見直しに取り組んでいる
企業は多いと思うが、それだけではコストがかかるだけで効果は望めない。
そればかりか優秀な社員が 働きにくくなってしまう。
これまで日本の一般的な企業で使用されていた目標管理シートは多項目で
それらに優先順位が無く、多くが5段階評価の3に留まることが多いものだった。
そのため平等という名の不平等を踏襲し続けてきてしまった。
しかし、新たな人事評価制度は、数を絞り優先順位を定め、社員一人ひとりの
目標を定めている。中間点を無くし4段階評価にすることで評価する側にも
意思が入る。そして現場での具体的な行動目標を設定するため人材育成や
上司と部下のコミュニケーションにもつながり、生産性が向上する 。
目標設定の方法は、経営側が十分な材料を提供しながら部下への期待と
要望を提示する。それを受けて社員は自ら目標を設定し、上司と話し合いながら
加筆・修正し確定する。これは時間もかかるが、愚直に進めることで
企業の方向性に対する理解が促進される。また、個人面談によって
コミュニケーションを強化することで上司との信頼関係が醸成され、
帰属意識が高められる。さらに目標への達成度に応じて正当に給与が
決まる仕組みが構築されることで、より行動意欲を高めることができる。
つまり、何を頑張ればいいのか、実現したら自分がどう報われるのか、
社員にきちんと示すことこそが、「働き方改革」の推進に欠かせないポイントだ。


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