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日時:2014年3月14日 16:10 投稿者:pt21c

2014年2月19日(水) 18時~ プレスタワー17階 静岡新聞ホールにて

講 師  水口長八氏

      浜名湖花博10周年記念事業推進室長

テーマ  「感動の花博から10年を迎えて」

【講演概要】

 これまで、国内で国際花博覧会を行ったのは、大阪、淡路と浜名湖の3カ所。

その中でも2004年の浜名湖は、過去最高の花博と、高い評価をいただいた

。成果を振り返ってみると、主に3つ。一つは、花や緑の生産者が協議会を作り、

今までにない新しいシステムを構築し、生産者意識で実施できたこと。これは

生産振興の一助になったと思う。二つ目は、会場への来場者が、その後、周辺

地域へ足を延ばし、観光的波及効果があったこと。また、はまゆう大橋やバイパス、

環状線などのハード面の整備も大きかった。さらに三つ目は、ボランティア(浜松

エリアの人を中心に3000人)が、会場の花摘みや運営に関わり、陰の力となって

くれたこと。現在も、そのうち300名が残り、公園管理を続けてくれている。今回の

花博の目標は、花と緑の新たなる生産振興を誕生させること。そして、「さすが浜松

、さすが静岡」と言わしめる「場の力」を発揮すること。さらに、はままつフラワーパー

クと浜名湖ガーデンパークの2会場合わせて600人のボランティアを、今後の地域の

財産にしていくことだ。3月21日に開会するフラワーパーク会場の見どころは、「世界

一美しい桜とチューリップの庭園」。桜と50万球のチューリップを一緒に楽しめるところは

他に無い。また、浜松市花みどり振興財団の塚本こなみ理事長が得意とするフジ棚や、

日本屈指のガーデンデザイナー・吉谷恵子氏のダブルボーダーガーデンも期待大。

その他、ヒマラヤの青いケシも必見だ。ガーデンパーク会場は4月5日開園。10年前と

同レベルの見事な花々を、当時からち密に植栽し続けてきた美しい緑の景観と共に

楽しんでいただくことができる。「花みどりアート回廊」では、花・緑とオブジェのコラボ

レーションにチャレンジ。毎日の食卓に、花がある暮らしを提案していきたい。また、来年の

家康生誕400年祭のアピールも兼ね、「徳川園芸館」では江戸の園芸文化を展示。さらに,

ほとんど一般公開される機会のない幻の「青い胡蝶蘭」を鑑賞できる貴重なチャンス。

どうぞお楽しみに。

フラワーパークの開会まで約一ヵ月、広報を含め、皆様のお力添えをお願いしたい。


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