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イベント関連:月例セミナー

日時:2013年4月26日 12:24 投稿者:pt21c

21世紀倶楽部


月例セミナーレポート

 

2013年4月19日(金)


21世紀倶楽部月例セミナー


感動分岐点を超える園造りを目指して


講師 塚本こなみ氏 (浜松市花みどり振興財団理事長)

【講演概要】
 栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」からは、園のメインとなる藤の移植依頼を受けたのが最初。続いて植栽デザイン、さらに「黒字経営にしてほしい」と依頼され、1999年から園長を努めた。関東周辺地域の市場ポジショニング調査を行い、二千万人の後背人口がいることを把握。花の見ごたえに応じて入園料を変える変動性を導入した。「一番美しいときに来られて良かった」「ピークまであともう少し」と、入園料金によって身頃を判断でき、お客様の理解を頂いた。また、「世界一の藤のガーデン」というキャッチコピーを付け、敢えて、藤の名所として知られるライバル地域へチラシを折り込んだ。すると狙い通り「自分の地域こそ藤が自慢なのに、世界一とはどんな園だ」とばかりに来園者が増えた。そしてついに年間百万人を突破。うち60万人は藤のトップシーズンの来園者だ。ここまで周知されたのは、お客様の心の中にある「感動分岐点」を超えることができたからだと思う。そこそこのきれいではダメ。心から感動して頂いてこそ、本当のリピーターになってくれる。私は、庭は永遠の未完成だと思う。植物が育てば風情は変わる。ならばステージも常に変化させる必要があると考えている。
 では、浜松フラワーパークはどうするか。周囲60km圏内の市場ポジショニング調査を行い、4月1日から変動料金制を導入した。ネックとなっている坂道の課題は、園内を走るフラワーとレイン号に車椅子の専用車両を取り入れることにしたが、納車は一年後。それまで車椅子を押してくれる学生さんボランティアをお願いした。1300本の桜と30万球のチューリップは、それぞれでは日本一とは言えないが、両方満足できるところは他には無い。そこで「日本一美しい桜とチューリップの庭園」をPR。桜も配色などを考えて、配置を工夫していきたい。また、私が最も自信のある藤の育成中なので、今後も楽しみにして頂きたい。この他、安価で花を購入できる売店や足湯コーナーなども取り入れた。より市民に愛され、親しまれ、感動分岐点を超える園造りを目指したい。

講師:塚本こなみ氏

4月19日講演会の様子

4月19日 懇親会 乾杯!

 


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