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日時:2012年4月27日 15:27 投稿者:pt21c

4月例会 セミナーレポート

2012年4月20日(金)
21世紀倶楽部定例セミナー
「ジオラマファクトリーと中心市街地活性化」
講師 内山淳平氏
「浜松ジオラマファクトリー」主宰 、NPO法人「はままつ未来会議」理事長

【講演概要】
浜松中心市街地の衰退理由を話し合っていくと、「行政が悪い」「商店街があぐらをかいている」「デベロッパーに問題がある」などの意見をよく聞く。しかし現在の状態は必然だと思う。理由の一つは、郊外店の恩恵を受けている人が多いこと。もう一つは、浜松駅と新浜松駅のアクセスがよすぎるため、人々の歩く仕組みが消えてしまったこと。静岡市を見ると、静岡駅と新静岡駅が離れていて、その近くに県庁と市役所があるため、市民の歩く仕組みができあがっている。こうした地理的条件の違いは大きい。
しかし、だからといって、市街地の衰退をこのままにしてはおけない。今、自分の住む
天竜区は過疎の最前線地域。それを食い止めるためには、浜松街中の人口増加が必須。さらに、自分達のような郊外の人の利便性のために、中心街の人たちが犠牲になっていると考えたら、自分も浜松の中心市街地活性化に力を尽くしたいと考えた。
経済産業省の「街元気プロジェクト」にまとめられた街の活性化事例を調べると、一度
衰退した都市が、商業を集積させることで再活性化した事例はない。成功したのは、鳥取県境港市が「水木しげるロード」によって活性させたような、観光への取組みだった。現在浜松には、全国に自慢できる楽器博物館がある。ならばもう一つの大きな観光の目玉を作り、2つの拠点を人々が行き来する「2核1モール」を形成してはどうか。浜松駅に近い楽器博物館とザザシティの距離なら、東京~大阪間の観光の合間に、短時間の浜松観光を組み込むことも可能だ。
こうして浜松ジオラマファクトリー設立を計画した。山田卓司さんは、テレビチャンピ
オンの競技で5回優勝している日本を代表するジオラマ作家。2009年夏に「浜松観光
のために作品を貸してほしい」とお願いに行くと、快く応じてくれた。それから2年半。
3月にオープンし、浜松ジオラマファクトリーは、少しずつ注目され、各地から訪れる人
も増えてきている。さらに今後、日本各地、また世界からこの浜松を目指して来てくれる人が増えるよう、皆様にご支援をお願いしたい。

内山淳平氏

懇親会の様子

講演

 


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