2024年1月の例会の講師は、
日本銀行静岡支店支店長の水野裕央氏です。
テーマは「最近の金融経済の動向」です。
日時は、1月23日(火)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
2月の例会の講師は、
共同通信社編集委員兼論説委員の久江雅彦氏です。
テーマは「2024年の政局展望」です。
日時は、2月28日(水)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
2024年1月の例会の講師は、
日本銀行静岡支店支店長の水野裕央氏です。
テーマは「最近の金融経済の動向」です。
日時は、1月23日(火)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
2月の例会の講師は、
共同通信社編集委員兼論説委員の久江雅彦氏です。
テーマは「2024年の政局展望」です。
日時は、2月28日(水)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
誠に勝手ながら
令和5年12月26日(火)から
令和6年1月9日(火)までの期間を
お休みとさせていただきます。
会場ご予約等のご用件は、
Eメール 21c-club@shizuokaonline.com
までお知らせください。
12月の例会は、バレーボール元日本代表で、バレーVリーグ
女子2部ブレス浜松のゼネラルマネジャー大林素子さんをお迎え
してのトークショーを企画いたしました。
インタビュアーは、SBSテレビ・ラジオでもお馴染みのフリー
アナウンサー鬼頭里枝さんです。
スポーツキャスター、女優、歌
手としても活躍する大林さんには、ご自身のバレーボール人生そ
して様々な人との出会いで学んだこと、何事にも挑戦し続けるこ
との大切さなどを語っていただきます。
日時は、12月20日(水)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
2024年1月の例会の講師は、日本銀行静岡支店支店長の水
野裕央氏です。テーマは「最近の金融経済の動向」です。
日時は、1月23日(火)午後6時から。
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
課題解決のためのアイデアの生み出し方
講師 株式会社シャイン&コー
代表取締役社長 市原 義文 氏
【講演概要】
「ペットボトルの画を描いて」と言うと、その場にいるほぼ全員が
横から見た形を描く。真上や真下、斜めから見た画でも良いはずだが、
無意識に思い込みをしている一例だ。社会的な価値を生む良いアイデ
アを生み出すとき、自分が思い込みをしていないか自問自答すること
が大事。人をワクワクさせるアイデアには自然に人や金が集まり、さ
らに次のチャンスが訪れる好循環が生まれる。
以前私は地方の名産品を使ったデザートをローソンに提案した。コ
ンビニには珍しく高額商品だったが、発売から一日半で完売すること
ができた。「誰に売れるか?」という販売側の視点ではなく、お客様
の困りごとをどのように解決し幸せにするかの順番で考える。お客様
の本音の声に耳を研ぎ澄ませ「お客様が期待していることより、少
だけ上回る価値」を考えることが大切だ。
アイデア創造の方法は「拡げる」そして「絞る」。まず拡げる際は
「①観察して現状を把握」し「②記録する」。お客様や会社、マーケ
ット状況等を感じたまま素直にメモ帳に書き出すことで自身の思い込
みに気づくことができる。手書きにこだわるのは五感を使うことで記
憶しやすく、それがアイデアの閃きに繋がりやすいと思うからだ。
「絞る」段階では「③情報を整理」し「④組み合わせ」「⑤仕上げ」
ていく。整理する際はA4サイズの方眼ノートに図などを入れながら、
ノートを切り離したりコピーしたりして仲間とシェアする。続いて情
報を組み合わせながらストーリーを考え、どのようなアクションにす
るかを考えていく。模倣であっても恐れることはない。ほとんどのア
イデアは既存アイデアの組み合わせ。コンビニ商品もターゲットや販
売時間、容量を変えることで何通りも組み合わせが生まれる。
さらに仕上げの際に私が活用するのは行動経済学。気温の差や天気
によって売れる商品が変化すると聞いたことがあると思う。こうした
人間心理を心得ておくことも重要だ。そして最終的に生まれたアイデ
アを「お客様に選んでもらえるか?」「人をワクワクさせるか?」と
見直してみよう。「はい」と答えられなければ更なるブラッシュアッ
プが必要ということだ。
アイデアを創造し実現させるために、経営者の皆さんは自分の関心
事を部下に伝えてほしい。すると担当者は今まで目に留まっていなか
ったことに関心を寄せ、自分事として考えるようになる。これがアイ
デアのヒントに結びつく。私がローソンのPontaカードを誕生させたき
っかけは、「小売りからサービス業に進出したい」というトップの言
葉がきっかけだった。そして私の荒業とも言える様々なチャレンジを
面白いと受け入れてくれたことが成功に結び付いたと思っている。
これまでのアイデア実践経験をメソッドとして書き記した著書『ア
イデアをお金に変える「マネタイズ」ノート』も好評いただいている。
参考にしてもらえたら幸いだ。
2023年12月20日(水)21 世紀倶楽部月例セミナー
マイドリーム ~夢をあきらめない~
講師 バレーV リーグ女子 2 部「ブレス浜松」
ゼネラルマネジャー 大林素子 氏
【トークショー概要】
1967年生まれ。中学生でバレーボールを始め、高校3年生で日本
代表入りし1994年まで日立、その後、日本人初のプロバレーボー
ル選手としてイタリア・セリエAでプレー。帰国後アトランタ五輪
に出場などを経て1997年に現役終了。
引退後はスポーツキャスター、タレントとしてテレビや舞台に
出演。レーシングチームの監督として耐久レース参戦も経験した。
現在は女子バレーボールクラブチーム(V2女子)「ブレス浜松」
のゼネラルマネジャーの役目も担い、毎週浜松を訪れる生活を送
っている。
「ブレス浜松」はまだ知名度は低いが、これから上位に上がろう
と頑張っているチーム。バレーボール界では企業チームが多い中、
ブレス浜松は純粋に地元の応援者(パートナー)に支えられている
市民クラブ。地域が盛り上げる唯一無二なチームとして新たなチ
ーム像を発信していきたいと考えている。2024年からSVリーグと
いう新たなリーグがスタートし、ライセンスを取得できるかどう
かは4月に決定する。皆さまに「ブレス浜松」を知ってもらい、
応援署名を集めているので、多くの方にチームをバックアップし
ていただきたい。
私は、幼い頃から大きすぎる身長のことでからかわれ、大きな
コンプレックスを抱えていた。引きこもりになり「死んでしまえ
ば楽になる」と考えたこともあった。そうしたときテレビで「ア
タックナンバーワン」を見て「オリンピックに出場し、いじめた
人たちを見返してやろう」と中学生でバレーボールを始めた。し
かし練習は辛く自分の努力は先送り。新人戦の試合で、自分のミ
スによってチームは敗けてしまった。落ち込んでいると「練習し
ていないのだから落ち込む資格はない」と監督に言われたとき、
初めて「努力しなければ身にならない」と気づいた。
次の日から一日も休まず練習に参加。技術とスピードがアップ
することでどんどん楽しくなっていった。憧れの選手が所属する
日立バレーボールチームが、自宅近くにあったことから「将来日
立に入りオリンピックに出場したい」と監督に手紙を書いたこと
をきっかけに、日立の中学生チームで練習を積み、高校3年でワー
ルドカップ、21歳でオリンピックに出場することができた。いじ
めや練習の辛さを自らが受け入れ、それを踏み台にしたからこそ
オリンピックの夢をかなえることができた。現在も仕事で大変な
こともあるが、過去の辛さを思えば耐えられる。逆境を乗り越え
た人は強いと思う。
その後の女優や歌手活動もオファーが無くとも私は諦めない。
自分から行動すればチャンスは訪れる。チャレンジできる年齢は
限られるのだから、できるときにやっておかなくては人生がもっ
たいないと考えているからだ。
現在も新曲『前を向いて』のPVを自主制作中。浜松のさまざま
な場所で撮影しブレス浜松の選手たちも登場している。皆さんに
は是非「ブレス浜松」の練習を体育館へ見にきてほしい。新年1月
にはホームゲームもあるので、これから選手たちが成長していく
姿を見守り、応援していただけたら嬉しい。