日時:2026年6月30日 14:54 投稿者:pt21c

7月例会は、将棋棋士九段の青野照市氏をお招きし、「藤井聡太の才能と大山康晴の持続力」をテーマにご講演をいただきます。
藤井聡太の持つ才能が、他の棋士とどう違うのか。大山康晴が何故69歳で亡くなるまでトップのA級を保てたのかを解明する内容となります。

日時は7月24日(金)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。

8月例会は、静岡県知事の鈴木康友氏をお招きし、「幸福度日本一の静岡県」を目指して(仮題)をテーマにご講演をいただきます。

日時は8月27日(木)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。

日時:2026年6月30日 12:20 投稿者:pt21c

DSC06605.JPG(中野市長)座談会.jpg   DSC06633.JPG(影山氏)座談会.jpg

  浜松市長 中野祐介 氏     前湖西市長 影山剛士 氏

『選ばれるまち・浜松の実現に向けて』

【座談会概要】
 国勢調査の速報値で浜松市の人口は5年前に比べて25000人減。マイナス3.2%は全国平均より高い。こんなに住みやすいところが、なぜ? 座談会は中野浜松市長と浜松市広域連携アドバイザーを務める影山前湖西市長のテンポの良い対話で次のように進められた。
 事前アンケートより①「若者が残りたいと思うまちづくりの鍵は?」 進学などで外に出た人が、最終的に浜松に戻りたいと思えるようなことを子どもの頃から植えつける。高校生を対象に浜松の魅力を知ってもらうための合同企業説明会「ジョブ・エキスポ浜松」を実施。中学生に対しては、地域の社長さんたちが中学校で講演をする「社長の特別授業」を展開。世界に冠たる技術力や世界シェアを持つ商品がたくさんあるのに、地元の人は案外知らない。浜松の良さ、素晴らしさに気づいていないこともある。それを子どものうちから知ってもらう。
 事前アンケートより②「市長が思い描く中心市街地の理想とは?」 中心市街地はまちの顔。ここが輝いて人が集うことでさらに好循環をつくる。今、駅の近くに企業や大学が集まる流れがある。それを応援し加速化させるのが行政の役目。松菱跡地は行政の土地ではないので自由が利かないが、ここも民間の力で有効活用しなくては損、と思えるような流れにしたい。
 事前アンケートより③「文化芸術にもう少し力を入れてほしい」 浜松出身者が2人代表に入っている今回のサッカーワールドカップで朝5時からのマインシュロスでのパブリックビューイングが完売だったのも、スポーツの持つ力。来年は第13回国際ピアノコンクール、今年は国際オペラコンクールで「音楽のまち・浜松」はだいぶ根付いてきたが、美術はまだ弱い。浜松市美術館は県内の公立美術館としては最初にできたのだが50年が経過し、新しく作る構想をこれからしていく。徳川家ゆかりの文化財を浜松に、という話もぜひ受け入れたい。
 事前アンケートより④「県営野球場の建設はどうなるのか」 県の財政状況もあり、民間投資の可能性を探ろうとしている。2028年までに方向性を決め、その後は10年くらいかかる見通し。それまでは浜松球場の延命を図り、陸上競技場もしっかり整備しなくてはいけない。
 そのほか、浜松には魅力的な進学先がないから若者が出て行くという意見があるが、そんなことはないと知ってもらうために、大学の先生方に集まってもらってプラットフォームを立ち上げる。静大と浜松医大の統合も推進。そして、モノづくりの現場はAIに取って代わられることばかりではないのが強みなので、そこを支える人材を育成する高等教育機関がほしい。
 さらに、中心市街地への賃貸型のオフィスビル建設に対して最大1棟10億円の補助金を出すという全国でも珍しい施策について。浜松はオフィスの空室率が極めて小さく、進出を断念する会社が続いていた。モノづくりを支えるDXやAIを得意とする企業などに進出していただき、地元企業とのコラボによって新たな商品、産業を作り上げていくような見通しができればと思っている。今後も、浜松のシビックプライドは「やらまいか」。常に挑戦し、成長し続けるまち・浜松をこれからもつくっていきたい。

        

日時:2026年6月19日 11:49 投稿者:pt21c

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『JR東海のグループ事業における地域連携の取組み事例について』

講師 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 中村明彦 氏

【講演概要】
JR東海グループは38社あり、運輸、流通、不動産、ホテル・サービス、その他の各事業を展開し、事業推進本部が取りまとめている。2000年に開業したジェイアール名古屋タカシマヤは2014年度に名古屋市内百貨店年間売上高ランキングでトップになった。全国の百貨店では3位(2024年度)、高島屋の中では1位。また、東海キヨスクとジェイアール東海パッセンジャーズの2社を合併してJR東海リテイリング・プラスを発足させ、駅内の小売事業を統合した。ジェイアール東海フードサービスでは「ぴよりん」が人気。駅ビル事業は9つの駅ビル会社が運営。不動産はもともと持っていた土地を使って商業施設、マンションなどを建設・展開。ホテル事業では趣が違った様々なブランドのホテルを運営しており、今年度は京都駅に新規ホテルを開業するほか、新横浜と髙山の既存ホテルをリブランドする。
 JR東海はずっと鉄道事業一本だったが、コロナ禍で反省した。もっと事業に力を入れるべきと考え「一人ひとりが挑戦と実践を続けることを通じ、沿線都市と移動の価値を高め人々の豊かな暮らしを実現する」というJR東海グループビジョン2032を策定。その実現のために「自己変革」「連携・地域密着」「DX」を3つのドライバー(原動力)として掲げ、「乗車するヒト」「地域を訪れるヒト」「地域に住む・働くヒト」「沿線自治体・事業者」の4つのステークホルダーを意識した顧客視点での商品サービスを提供。さまざまな取組みの成果が生まれている。
 地域連携の取組み事例●共創型ローカルメディア「conomichi(コノミチ)」/自治体から業務委託を受けて地域のコンテンツを開発、掲載。これまでに中津川市、焼津市などをはじめ30地域と連携し、5000人の関係人口を創出。●イノベーション創出促進拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」/リニアの駅ができる橋本駅前に2024年に開所し、イベントや様々な実証実験、SNS発信等を通して関係人口を拡大。●法人向け即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」/東海道新幹線の高速・正確・低振動・環境負荷が小さいという特性を生かし2024年にスタート。JR各社との協業で新函館北斗~鹿児島中央駅までネットワークを拡大。JR6社で連携し物販イベントも開催。●浜松における駅ビル事業展開・地域連携の取組み/1980年に浜松ターミナル開発株式会社を設立し、1981年に高架下商業施設「コスタ」、1988年に駅ビル「メイワン」が開業。商環境や時代の変化に合わせてリニューアルや拡大を重ね、浜松の玄関口としての賑わい創出、活性化を図っている。近年はライトアップや地元企業との連携による情報発信なども展開。浜松国際ピアノコンクールへも特別協賛。●浜名湖サイクリング事業/関係観光協会等と協力し2025年に弁天島にレンタサイクル拠点を開業。鉄道で浜名湖を訪れてもらい、サイクリングで自然、文化、食などの魅力を感じていただく。サイクルトレイン「はまクル」も2回運行。インバウンド向けにも情報を発信。浜名湖エリアを「サイクリングの聖地」としたい。●クラフトジン開発/複数の自治体からの自市町の農作物をPRしてほしいという要望を発端に、熱海市のだいだい、静岡県のお茶がら、浜松市の天竜杉など県産原料使ったクラフトジンを開発し発売。/今後も地域の価値向上に貢献できるよう、より一層取組みを推進していく。様々なご連携を引き続きお願いしたい。


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