3月例会は木下サーカス株式会社 代表取締役社長の木下唯志氏を講師にお招きし、「夢とロマンと感動を!~世界一の魂の集団を 目指して~」をテーマにご講演をいただきます。
日時は3月25日(水)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
4月例会は一般財団法人 静岡経済研究所 理事長の馬瀬和人氏を講師にお招きし、「地方における若者流出の実態」をテーマにご講演をいただきます。
日時は4月23日(木)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。

3月例会は木下サーカス株式会社 代表取締役社長の木下唯志氏を講師にお招きし、「夢とロマンと感動を!~世界一の魂の集団を 目指して~」をテーマにご講演をいただきます。
日時は3月25日(水)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
4月例会は一般財団法人 静岡経済研究所 理事長の馬瀬和人氏を講師にお招きし、「地方における若者流出の実態」をテーマにご講演をいただきます。
日時は4月23日(木)午後6時から
会場は浜松プレスタワー17階静岡新聞ホールです。
2026年2月27日(金)21世紀倶楽部月例セミナー
『自民圧勝の背景と高市政権のゆくえ』
講師 共同通信社 編集委員兼論説委員 久江昌彦 氏
【講演概要】
今回の衆議院選挙は自民党の大勝となった。316議席取ったが、比例候補が足りなくて14議席を他の党にあげてしまったのだから、自民党すら読めなかった大勝利。なぜか。日本の選挙は自民党が良いか悪いかが基準になっている。今回、野党が多党化したことが小選挙区でプラスに働いた。もう一つは、中道ができたのだが、組織票の創価学会と連合を含めて、1+1が2にならずに議席換算するとなぜか0.3になってしまった。自民党が高市効果で伸びて、中道がへこんで大差が開くトランポリン効果となった。その理由はSNS。今回は参政党などのネット政党のお株を完全に奪ってしまった。パソコンに自民党候補専用サイトがあり、毎日インスタグラムやショート動画用のテンプレートが来る。動画用は30秒のうち25秒間が高市さんの言葉で最後の5秒に候補者の名前と政党を入れるかたち。これを毎日大量に発信。完全に高市さんを前面に出してバズらせた。では、これからはバズる人間でないと総理になれないのか?地域のコミュニティーも業界団体も組織票というものが緩み、減少している。昔は家族でNHKのニュースを見ていたが、今は一人一人スマホで個の世界に入っている。おそらくこの流れはこれからも変わらない。それに対して私は非常に懸念を抱いている。
その結果、高市一強の時代となった。自民党の議員は高市さんに表立って何か言ったりできない。その陰で野党の存在感は激しく低下。そこで、自民党に派閥復活の動きが出ている。自民党はイデオロギーを持った純然たる組織政党ではなく、地域代表と業界団体の集まり。いろいろな個人事業主の人間がいる幕の内弁当、自分党。それが自民党の強さ。だから、派閥ができるのは必然。中で権力闘争をしたりすることで、権力監視など良い部分はある。逆に、高市さんの一声でみんなが動いてしまったら怖い。派閥が健全な形で復活するのはよいと思う。
予算に関して。高市さんは国会対策委員会を経験していないし、政治日程のカレンダーをほぼ見ていないので、「年度内にやって」といきなり言うが、みんなドン引き。その中で参院幹事長の石井準一さんだけが「なんとか作ってみましょう」と言って今年度内成立の日程を組んでいる。基本的に人に相談しないで言うということが総理の特徴だ。
今後、大きなスキャンダルや失言などがない限り、2028年の夏の参院選まで国政選挙はない。その時にダブル選挙となる可能性は低い。過去の歴史を見ると、日本の政治は参議院選挙で動いている。1989年、社会党が大勝し、1993年に細川政権発足。2007年、第一次安倍政権が過半数を割り、2009年に民主党が政権獲得。2010年に菅直人政権が大敗し、2012年に自民党が政権を奪回した。衆議院と参議院は飛行機の両翼。今は衆議院で3分の2を取っているが、何でもかんでもやったら世論の批判は強まるし、参議院で問責決議が出る。参議院では今、5議席欠けている。だがこれまでと違うのが、与党協力の予備軍がいること。したがって高市政権は当面続く。野党の影響力は著しく低下し、自民党内で権力闘争が強まる。維新の影響力も低下しているので埋没しないよう高市さんに協力する、という流れになると思われる。