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日時:2017年7月25日 13:30 投稿者:pt21c

この番組は21世紀倶楽部が協力して毎週放送しています。

今回は山極芳樹(やまぎわ・よしき)氏 静岡大学工学部教授を

ゲストにお招きしました。氏のモットーは

『SF(サイエンスフィクション)をSF(サイエンスファクト)に』、

趣味は映画鑑賞、出身地は滋賀県です。

平成29年7月2日(日)午後6時15分から放送された内容の要約を紹介します。

【宇宙エレベーターを開発へ】

 現在のロケットの問題は全体の9割が推進剤で実際に運べるものは1割ぐらいです。

そこで推進剤を使わない新しい宇宙輸送システム

「宇宙エレベーター」の研究をしています。

地上と宇宙ステーションをケーブルで結び、

エレベーターで物資を運ぶものです。

ケーブルは10万㌔の長さが必要になり、

鋼など通常の材料だと自重で切れてしまいます。

しかし,軽くて強い材料のカーボンナノチューブが発明され、

宇宙エレベーターが空想から現実になりそうだということで、

10数年前から研究が盛んになってきました。

カーボンナノチューブをケーブル化する技術はまだありませんが、

今の技術でできることから研究を進めています。

10㌢角の小型衛星を2つ組み合わせた「 はごろも 」の中にケーブルを仕組み、

2つの衛星を切り離し、宇宙でケーブルを伸ばす実験です。

現在コマンドを送るデータ通信の調整を行い、状態が整えば実験を実施します。

今後も宇宙エレベーター実現に向けて

静岡大学工学部では学生たちと研究を続けてまいります。


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