2014年8月21日(木)18時よりプレスタワー17階静岡新聞ホールにて
21世紀倶楽部月例セミナー を開催しました。
講師 藤本和彦氏
(日本貿易振興機構(ジェトロ) 浜松貿易情報センター所長 )
テーマ 海外ビジネスで地域の活性化
~ジェトロ浜松が目指していること~
【講演概要】
日本貿易振興機構ジェトロは、前身の日本貿易振興会を引き継いで設立され、
貿易・投資促進と開発途上国研究を通じて、日本経済・社会の更なる発展に
貢献することを目指している。 日本は、飛行機、新幹線、船など、あらゆる交通
アクセスが良く、さまざまな国の外国人が暮らす多元化社会であり、
今後ますます行動のみならず、考え方も世界に広がっていくと考えられる。
その場合、ポイントのひとつが、世界人口の約72%を占めるBОP層(低所得者層)を
新市場として捉え、開拓していくことだ。所得が低くても、消費行動を起こしていくことに
外資系企業は早くから目を付け、BOP層開拓に取り組んでいる。
また、海外の人にとって日本食に対する好感度が非常に高いことも注目したい。
寿司、天ぷら、焼鳥等は人気の定番。また健康志向と合わせて、緑茶を飲むことに
価値を置く人が増え始めている。こうしてさらに5年後、10年後に日本食ブランドの
価値が上がったとき、世界へ自信を持って輸出する米や茶を生産者に作り続けてもらうことが
重要になる。 今、「作った品物が国内で売れない」と悩んでいる人は、一歩踏み出し、
海外の人に買ってもらうことを考えてみてはどうか。日本観光も、京都や東京ばかりでなく、
浜松に魅力を感じて来てもらうことを目指したい。地域ならではの土産やサービスを
向上させていくことで、地域のチカラになり、人・情報・金が集まり、
新しい展開に繋げることができると思う。
8月例会セミナーレポート
2014年8月21日(木)18時よりプレスタワー17階静岡新聞ホールにて
21世紀倶楽部月例セミナー を開催しました。
講師 藤本和彦氏
(日本貿易振興機構(ジェトロ) 浜松貿易情報センター所長 )
テーマ 海外ビジネスで地域の活性化
~ジェトロ浜松が目指していること~
【講演概要】
日本貿易振興機構ジェトロは、前身の日本貿易振興会を引き継いで設立され、
貿易・投資促進と開発途上国研究を通じて、日本経済・社会の更なる発展に
貢献することを目指している。 日本は、飛行機、新幹線、船など、あらゆる交通
アクセスが良く、さまざまな国の外国人が暮らす多元化社会であり、
今後ますます行動のみならず、考え方も世界に広がっていくと考えられる。
その場合、ポイントのひとつが、世界人口の約72%を占めるBОP層(低所得者層)を
新市場として捉え、開拓していくことだ。所得が低くても、消費行動を起こしていくことに
外資系企業は早くから目を付け、BOP層開拓に取り組んでいる。
また、海外の人にとって日本食に対する好感度が非常に高いことも注目したい。
寿司、天ぷら、焼鳥等は人気の定番。また健康志向と合わせて、緑茶を飲むことに
価値を置く人が増え始めている。こうしてさらに5年後、10年後に日本食ブランドの
価値が上がったとき、世界へ自信を持って輸出する米や茶を生産者に作り続けてもらうことが
重要になる。 今、「作った品物が国内で売れない」と悩んでいる人は、一歩踏み出し、
海外の人に買ってもらうことを考えてみてはどうか。日本観光も、京都や東京ばかりでなく、
浜松に魅力を感じて来てもらうことを目指したい。地域ならではの土産やサービスを
向上させていくことで、地域のチカラになり、人・情報・金が集まり、
新しい展開に繋げることができると思う。