21世紀倶楽部会員の浜松ホトニクス株式会社代表取締役社長の晝馬 明氏がSBSラジオ番組に出演されました。2月19日(日)午後6時15分から15分間、放送された番組の内容を要約して紹介します。
【レーザー核融合の研究に注力】
光技術の中に光電変換素子という技術があり、これは当社が世界でトップと自負しています。当社の製品は医療関係に使われることが多く、PET(陽電子放出断層撮像装置)では10%近いシェアを持っています。
「人類未知未踏」というのが、晝馬輝夫会長がいつも言う言葉です。製品開発だけでなく日常の業務でも、知らないことをやってみろということです。
現在、力を入れているのは、レーザー核融合の研究です。原子力発電にはいろいろ問題もありますが、これはレーザー、つまり電気を止めれば、何も起こらなくなるので非常に安全で、将来の発電技術として可能性のあるものと思っています。
実用化に向けては、まだ道半ばといった状態です。それでも注目度も高まっていますし、われわれも一企業としてできることはやろうと思っています。
しかし、これは最終的には国家プロジェクトにするべきだと思います。日本のあらゆる産業に貢献できる技術だと思っています。
ラジオフォーラム・しずおかマイトーク
静岡新聞社・静岡放送 21世紀倶楽部
SBSラジオ番組「ラジオフォーラム・しずおかマイトーク」
21世紀倶楽部会員の浜松ホトニクス株式会社代表取締役社長の晝馬 明氏がSBSラジオ番組に出演されました。2月19日(日)午後6時15分から15分間、放送された番組の内容を要約して紹介します。
【レーザー核融合の研究に注力】
光技術の中に光電変換素子という技術があり、これは当社が世界でトップと自負しています。当社の製品は医療関係に使われることが多く、PET(陽電子放出断層撮像装置)では10%近いシェアを持っています。
「人類未知未踏」というのが、晝馬輝夫会長がいつも言う言葉です。製品開発だけでなく日常の業務でも、知らないことをやってみろということです。
現在、力を入れているのは、レーザー核融合の研究です。原子力発電にはいろいろ問題もありますが、これはレーザー、つまり電気を止めれば、何も起こらなくなるので非常に安全で、将来の発電技術として可能性のあるものと思っています。
実用化に向けては、まだ道半ばといった状態です。それでも注目度も高まっていますし、われわれも一企業としてできることはやろうと思っています。
しかし、これは最終的には国家プロジェクトにするべきだと思います。日本のあらゆる産業に貢献できる技術だと思っています。