日時:2020年12月28日 10:00 投稿者:pt21c

講師:女優 熊谷真実 氏
演題:「心晴れ晴れ生きる!」
【講演概要】
 1960年生まれの私は今年還暦を迎えました。主役の舞台も2本決
まっていて盛りだくさんの年になる予定でしたが、新型コロナウイルス
の影響で一変。本番を目前にして舞台は中止になり、突然の長期休暇・
無給になってしまいました。無職の期限も見通せず友人にも会えない日
々。根幹を折られたような気持ちになった上に、都会ではスーパーでし
か物を買うことができないコミュニティの脆弱さに不安を感じていまし
た。そこで浜松出身の主人(書道家:中沢希水氏)に「これでは東京にい
る意味がない、浜松に帰ろうよ」と提案したのです。
 コロナの影響を受けて価値観が変わったのは私だけでは無いと思いま
す。突然の長期の休みの間、仕事のことや人生のことなどいろいろ考え
ました。「ピンチはチャンス」という言葉を聞きますが、私は今まで生
きてきた中で、前代未聞の事が起きた今こそ人間的なスキルをアップし
たいと考えるようになりました。そして「心晴れ晴れ生きなければ」と、
明るく人の役に立つことを目標に掲げることにしたのです。そのために
もプラス思考が大切ですが、それには工夫が必要です。言葉遣いに気を
配りマイナスイメージの言葉は使わないようにしています。「ありがと
う」「ごめんなさい」をすぐに言葉にできるよう心掛け、「コロナで大
変ね」ではなく「元気だった?」と気持ちの明るくなる言葉を使うよう
にしています。
 また「ありがとう」と言いながら家の掃除をするようにしています。
自宅を「真実神社」とばかりに祓い清めることで、心が磨かれたような
気持ちになるから不思議です。心身を祓い清め明日に向かってやりたい
ことを見つけて楽しんでいくことが大切だと感じています。
 「このまま半年以上仕事が無かったら」と悩んだとき、「よし、野菜
ソムリエの資格を生かし、浜松駅前でスムージーとおむすびをリヤカー
に積んで販売しよう!」などと考えていました。おかげ様で浜松の皆様
が温かく迎えてくださり、スムージーのイベントなども開催させていた
だきました。そして今日のような講演会に呼んでいただいたり、浜松市
のやらまいか大使を委嘱されたり、お声をかけていただきました。
 舘山寺を巡ったり、遠州紬の工房に遊びに行ったり、浜名湖の絶景ス
ポットに行ったり、今では主人より浜松のことに詳しくなりました。ス
テキなカフェ巡りの様子などはYouTubeやインスタグラムで発信もして
います。浜松は食材の種類が豊富で美味なのが最高。気さくに声を掛け
てくださる皆さんの気質も心地よく「呼ばれるべくしてこちらに呼ばれ
たのだ」と思ったほどです。
 これからさまざまなイベントをはじめ、私がお役に立てることがあれ
ば一緒に地域を盛り上げていきたい、そして浜松の魅力を多くの方に紹
介していきたいと思っています。

日時:2020年12月24日 15:38 投稿者:pt21c

平素はご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記の期間を休館させていただきます。

※期間 令和2年12月26日~令和3年1月5日

新年は1月6日10時から営業いたします。
新しい年も21世紀倶楽部を宜しくお願いいたします。

日時:2020年12月 1日 10:00 投稿者:pt21c

講師:第44代 第1航空団司令兼浜松基地司令 熊谷三郎 空将補
演題:「我が国周辺の安全保障環境と航空自衛隊の現状について」
【講演概要】
 海に囲まれる日本は人やモノの交流は海や空を介し、領空(領土・領海
の上空)は 他国の航空機が許可なく飛行はできない決まりだ。しかし我が
国の周辺は強大な軍隊・航空機などを持つ極東ロシア軍や北朝鮮、中国など
の国が取り巻いている。
 北朝鮮は頻繁に核実験や弾道ミサイル発射を行い、昨今では弾道ミサイル
の距離延伸化を進めている。また日本の防衛システムをかいくぐるハイスピ
ードの技術研究を検証していると聞いている。ロシアについては時々爆撃機
を日本一周飛行させることがあり、この動きは爆撃機の力を誇示するためで
はないかと考えている。また特に中国は活動が活発化し、自衛隊戦闘機がス
クランブル発進領空侵犯の恐れがある侵入機に対する軍用機緊急発進)する
回数がここ10年で20倍近くに増えている。
 こうした中、有事はもちろん平時も我が国の空を守る唯一の存在が航空自
衛隊だ。我々の任務は我が国の防衛(国民の生命と財産を守る)が最大目的。
そのための教育・訓練を行うと同時に、全国28か所の地上レーダーサイト
と4か所の防空指令所で24時間365日の警戒監視を実施している。また
対領空侵犯措置や弾道ミサイル防衛、災害派遣、国際平和協力活動など平時
における公共の秩序維持も大切な役目となっている。
 「対領空侵犯措置」は、レーダーが領空に近づく航空機を感知すると戦闘
機が緊急発進。パイロットは目視で行動監視をし、近づいた際には「移動せ
よ」とアドバイスする。従わず領空侵犯された場合は「直ちに出ていけ」と
いう警告 へと切り替え「強制着陸」させるが、これまでに強制着陸させた事
実はない。「弾道ミサイル防衛」ではミサイルが探知されると自動警戒管制
システムが日本の領土・領海に着弾しないかを即座に計算。危険と判断する
とイージスBMDシステムによって大気圏外で攻撃する。万が一失敗した場
合はペトリオットPAC-3で攻撃し着弾を防ぐ。
 教育訓練については「一般教育」と「技術教育(飛行教育・術科教育)」
がある。パイロットや整備はもちろん、通信、警備、 衛生など多種多様な
専門内容をすべて自衛隊内の学校で学び訓練しているのが特徴といえる。
 日米防衛協力については 平素から互いの理解と意思疎通を深め、共同訓練
等を実施している。2015年に見直されたガイドラインには、これまでに
無く同盟強化について深く言及され、外に対して強い抑止力となるメッセー
ジになっている。
 また米国だけでなく世界さまざまな国との防衛協力・交流も推進中。航空
幕僚長が各国の空軍司令官とハイレベル交流を積極的に行うほか、部隊間や
実務者交流も進めている。これにより「日本は平和を愛し平和貢献している
国」ということを発信し理解してもらうことが非常に重要だと考えている。

      


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