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日時:2018年8月 3日 14:24 投稿者:pt21c

演題:『浜松市政報告』

講師:鈴木康友浜松市長

6月22日、21世紀倶楽部総会が17階静岡新聞ホールで開かれた。

大石剛21世紀倶楽部代表の挨拶後、平成29年度事業内容・収支報告、

30年度事業計画・予算案、会則変更提案等が、参加者の拍手で承認された。

総会後は、鈴木康友浜松市長による記念講演が行われた。

【講演概要】

浜松が大きく成長できたのは民間産業力の功績が大きく、今後も産業・経済強化が

重要と4本柱を掲げている。「①イノベーション」ではドローン・AI利活用を進め、

自動運転技術の実証実験も実施。「②企業誘致」を進めた都田・三方原エリアは新たな

工業地域として活況を呈している。また海外生産比率が高い浜松の特徴を活かし、

今後も「③海外進出支援」により成長を目指す。そして将来の布石として

「④ベンチャー育成」に力を入れ、シリコンバレーに倣い浜松バレーを目指したい。

農林水産業分野への取り組みも積極的。10年前から再生に取り組んできた林業では、

民有林の5割が認証林となり各地に売り込みを進めている。観光産業もますます有望。

中国の西湖、台湾の日月潭と協定を結んだ浜名湖を大きく売り出していきたい。

防潮堤工事による防災対策や、スマートインター、バイパス整備など快適性の充実も

進行中となっている。環境エネルギー分野においては、新たな清掃工場を建設すると

共に莫大な費用がかかるゴミ処理コスト削減を推進している。太陽光発電においては

導入件数(10kW以上)・導入量で日本一を達成した。エネルギーの地産地消を進めた

ことで新エネ大賞(平成26年度)をはじめさまざまな賞を獲得し、

全国から注目を集めている。文化面においては、2020年五輪を前にブラジル事前合宿の

ホストタウンとして受け入れを推進している。成功すれば生涯スポーツの

聖地となる可能性も高い。また多文化共生施策による文化の多様性を都市の活性化に

繋げていきたいと考えている。浜松市は人口減少を見据えた行財政運営に取り組み、

市債残高を平成18年度から28年度までの10年間に895億円減少させた。

財政状況の健全性は政令指定都市の中でトップ水準を誇る。資産経営では平成の合併時

に2000あった公共施設を計画的縮減統合に取り組み、439施設を削減した。

また下水道事業はコンセッション方式を導入し、IT管理による効率的運営などによって

コストダウンを実現させていく。さらに行政区の再編により、区の数を減らしていくが、

ICTの活用による出先機関の充実によって、市民サービスを向上させることができる。

心配無用とご理解頂きたい。

山・湖・海・川の大自然と大都会が共存する浜松は、仕事とレジャーの距離が

近いことが街の強みである。これからビーチ・マリンスポーツの聖地として環境整備を

進めていくことも期待してほしい。大河ドラマ「いだてん」決定や、

デスティネーションキャンペーン(国内最大の観光キャンペーン)計画、

ラグビーワールドカップや浜松国際ピアノコンクール開催なども浜松を全国、

世界へ発信するチャンスとなる。

これらを活かしながら、今後も日本一元気なまちを目指していく。


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